走った 「鹿児島マラソン②」
さぁ、いよいよスタートである。
スタートとほぼ同時に雨が降り始め最悪の状況
╰( ´◔ ω ◔ `)╯
フルからスタートして私の参加するファンランは最後尾から、走り始めるまでに5分ほどその場で待っていた。
それにしても車道をあれだけの人が走っているのは普段見られない光景で、やっぱりテンションがあがります。
いよいよファンランが動き始める
団子状態でほぼ歩くのと速さは変わらず、なんだ楽勝じゃん、と思った。
しかし、それはスタート地点だけで、徐々に集団のスピードが速くなっていく。
おぉ、気持ちいいなぁ、とか思いながらしばらく走る。
……あれ?
………しんどいぞ
これはかなりきついぞ………
当然である、ろくな準備してないんだから!!
あ〜!きつい!!!1キロも行かずにしんどい!!!
( ^ω^ )歩く?
いや、でもこんな序盤で歩いたらかなりかっこ悪いぞ…
( ^ω^ )歩いちゃえよ
いや、もうちょい…
( ^ω^ )もういいって
ああああああ!歩く!もう歩くぞ!!
朝白屋、開始10分で歩き始める。
いや、逆に褒めて欲しいですね。10分も走ったんですよ?
そっからはもうとぼとぼ歩いたり走ったり歩いたり歩いたり歩いたり。ほぼウォーキングでしたね。
ただ心強いのは私と同じように歩いてる人が結構いるって事でしたね。
5キロ地点。
前のおじさまも歩いてらっしゃる。
体力的なキツさもさる事ながらここら辺から雨が本降りになってきて、それがきつかったですねぇ、どんどん寒くなってくるし、体力が奪われていきます。
そんな状態でへろへろになりながら走って(歩いて)いると、結構歩道から応援してる人がいるんですよね、今までスポーツ選手が観客の皆さんの声援のおかげで頑張ることができました、っていってるのはあんまり共感できなかったんですけど、なるほど声援は確かに力がでるなって思う場面がたくさんありました。ちっちゃい子が大声でがんばれー!とか言ってるとその場は頑張って走れたり、そういう事が結構ありました。
ただ、ご年配の方が歩いてる私に、ほら、頑張れ!走らんか!とおっしゃった時は思わず心の中で
「うるせぇ、お前の首引っ張って一緒に走らせてやろうか!」
なんて思ったりもしましたけど( ◜◡‾)=○)‾◡◝ )
雨でズタボロになりながら走り続けて(歩き続けて )ようやく街の中心部に入ってきました。
鹿児島一の繁華街なんで普段は車がばんばん走ってるところを自分の足で走る( 歩く )とやっぱり感動します。
もうゴールはすぐそこ!
もはや気力だけで体を動かします。
あああああ!!苦行がおわる!!
ゴールだぁぁぁぁ!!!
ああああああ!!
制限時間が1時間45分だったのでかなりギリギリの時間でゴールww
キツかったぁ!!
と途中はやめたいとか、もう二度とするかとか、そんな事ばっかり考えてたんですけど、ゴールした時になんとも言えない達成感と爽快感がありました。
それまではマラソンとか意味がわかんなかったんですよ、なんであんな苦行をするのかって。
でも、今回走って(歩いて)みてハマる人はこの感じが忘れられなくて、何度も走るんだなってのが少しわかりました。現に私は来年も参加したいと思ってるしw
ボロボロの体を引きずってゴール会場に行くと豚汁とおにぎりが振舞われてました。
またその豚汁が涙が出るほどおいしかった!疲れて冷え切った体に熱い豚汁がしみわたりました!これは走ったり (歩いた)後じゃないと味わえないものですな!
頑張った証の完走証(完歩証)
もしかしたらマラソンにちょっとはまったかもしれないです。それぐらい衝撃的な体験でした。いつかフルにも参加したいなぁ、とか思ったり。今までじゃぁ考えられない事です。
やっぱりなんにしても参加してみないとわからないもんですね。
あ〜、楽しかった!