シリコンでスカル軍団量産②
薩摩半島の南端に指宿というところがある。お湯に入らない温泉、砂むし温泉が有名ですな。
旅館やホテルがたくさんありますが、その中で、いわさきホテルというところに行ってきました。
目的は宿泊ではなく…
これだ!!
スペースハリアーのムービング筐体である。スペースハリアーってのは1985年にでたシューティングゲームで、自機を操作して奥へ奥へ進んで行くゲームです。すごいのはポリゴンとかがない時代にドット絵で3Dの奥行きのある感じを表現しているところ。
さらにこれがすごいのがムービング筐体なんです。自機の移動に合わせて筐体自体がゴンゴン動きます。
初めてやった時はちょっと怖いくらい傾いてました。( ;´Д`)
でもねぇ〜、筐体の動きと画面がリンクするってのがかなりの没入感を出すわけですよ。
かぁなりたのしい!夢中でプレイ。
朝白屋のへっぽこスキルでは4面の最初までが限界でした(・∀・)
ここはエレメカの宝庫で他にも
モナコグランプリや
名前がわからない、でも確実に昔見たことのあるこいつがありました。
いや〜、楽しかった。昔のゲームってのはたのしいですなぁ╰( ´◔ ω ◔ `)╯
さぁ、たくさん遊んだのでしっかり仕事もしましょう。前回購入したシリコン。
こいつを使ってスカルの型を取っていきます。
まずは型取りの下準備。
下の白い部分は油粘土でここに原型を半分埋め込みます。
半分ってのはきっちり半分ではなくて、型を取るものの形状によって極力引っかかりがない所を選びます。最初はなかなかイメージしにくいけど、やっていくうちにベストな位置がわかってきます。
この写真では後頭部に当たる所を埋め込んでます。
もうひとつ注意すべき所は、粘土が原型に被らない様にすること。原型と粘土の境目をはっきり出します。
ブロックで周りを囲んでるのはシリコンが漏れない様にします。隙間があったら粘土で封鎖する。原型の周りに空いてる穴はとても大事です。詳しくは後述。
さぁ、これで下準備完了です。
シリコンと硬化剤をしっかり計量して、しっかり混ぜます。ちゃんと計量しないと固まりません。
しっかり混ぜたら紙コップの縁を折って注ぎやすい形にします。注ぐ時はどばっとそそぐのではなく、高いところから糸を引く様に細く流していきます。こうすることでシリコンを混ぜた時の気泡がなくなりやすくなります。
原型のへこんだ部分や入りくんだ部分は気泡が入りやすいのでめんぼうでシリコンを一層守る様にしてもいいと思います。
はい!全部流れました〜( ^ω^ )
こっから完全硬化まで放置!使う物によりますがだいたい8時間から12時間くらい。
違う作業でもして気長に待ちま〜す!
図らずも余談でちょっと長くなってしまったので本日はここまで!
次回で型取り完結で〜す!