ロストワックス造形の修正法
これ知ってました?
いやぁ、ちょっとびっくりしちゃった。
こんなに明確な違いがあったんですね、
厳格さをだしたい時は「おかき」、もっとフランクに行きたい時は「おせんべい」ぐらいのもんだと思ってました。
じゃあソーセージとウインナーは?おはぎとぼたもちは?達也と和也は?きれいな顔してるだろ?ウソみたいだろ?死んでるんだぞ、それで?蛍なんですぐ死んでしまうん?
あふれ出る知識欲が暴走しつつあらゆる手段を用いて色々調べました(スマホ)
調べるうちにこんなページにあたりました。
すごい!あらゆものの違いが明らかに!!
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なんか全部わかっちゃうとつまんないね。
こういう知識って調べた直後はそうか!!!ってなるけど3日もすれば忘れちゃうんだよなぁ。会話のネタにはなるけど豆知識披露君にはなりたくないし、いまいち脳に焼きつかないというか・・・
せんべいもおかきもどっちもおいしいよね!
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さて、朝白屋はロストワックス法でアクセをつくってるんですけども、たまには役立つ情報をお届け!!
今回はリング造形のリカバリー法です。
ロストワックス法の利点は造形に好きなだけ時間をかけることができ、なおかつ修正、追加が簡単、というところにあると思います。
しかし、リングの造形において、細くしすぎたリング幅を太くすることはなかなか難しいです。
指に触れる部分はサイズを測って作ってるわけですから、下手に追加してしまうとサイズが変わってしまう恐れがあります。
今回はそれを修正する方法をご紹介。
こんな風に一部がえぐれてしまっても大丈夫、修正できます。
準備するのはリング用のゲージ棒。
木製の方は銀粘土のキットなんかについてますね。
金属でも木製でもどちらでもいいです。
これに修正するリングをはめて、追加したい部分の下地にワセリンを塗ります。これがゲージ棒にワックスがくっつかないように働きます。ワセリンがなければリップクリームなんかでもいいですね。
矢印部分にワセリンを塗ってます。
あとは溶かしたワックスを追加するだけです。
熱したスパチュラやワックスペンで追加することになると思いますがそのとき注意することが2点あります。
まずはスパチュラやワックスペンの先端をしっかりとゲージ棒にあてながらワックスを追加すること、こうすることできれいな面が得られます。
もう一つは、追加のワックスはただ乗せるだけではなく土台となるワックスを少し溶かしてから追加する事。こうすることでワックス同士の境目がなくなります。土台を溶かさずに追加をしてしまうと温度差で絶対に境目ができます。こうなると強度は全然ないですし、鋳造時にバリやヒビの原因となってしまいます。
これもスパチュラの先端を土台のワックスにあてながら追加するといいカンジに土台が少し溶けて追加ワックスと一体化していきます。
綺麗に追加出来ました。
追加が終わったらあとは削りだして形を整えるだけ!強度に不安があるなら思い切って鋳造してメタルになった後に修正するのも手です。
はい!修正完了!綺麗なもんです。
まぁ、こんなことしなくてもドカっとワックス盛ってリーマーでゴリっと削っちゃえばいいんだけどね!!ホラ!絶対こっちの方が綺麗にできるからね!嘘じゃないぞ!
朝白屋絶賛発売中
今日はここまで!